☆「骨法の神秘」☆
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◆◇骨法の神秘◆◇ 連載8回目
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 まだまだ続く金毘羅さんの長い階段。

 修行はようやく2件目。


 暑いし、恥ずかしいし、緊張するし。

 く〜、 こんなの辞めたい!


 そんな弱音を吐きそうになったのですが

 5件目のお店が転機に。


 それは92歳のおばあちゃん。痴呆っぽいそうなんです。

 「おばあちゃん、肩もんでくれるんやて」

   若いおばあちゃん? が耳元で大声で伝えるんですが。


 「おいしいから食べてや、、」

 ちょっと、会話が成立しない様子。


 「ごめんな。大おばあちゃんやから、
  思う事と言う事が一致しないの」


 そんなおばあちゃんの肩に触れる。

 細い。 

 骨だけのよう。

 ゆっくり、後ろ回しにしてあげて、

 ヒジもゆっくり伸ばしてあげて、、、



 最後に、両手をもって上に伸ばしてあげた時。

 「気持ちええなぁ、、、」



 この一言に、若いおばあちゃんはびっくり。

 「気持ちと言葉が一致してる!」



 おばあちゃんは、何度も何度も握手してくれて

 ありがとうありがとうと、言ってくれました。


 若いおばあちゃんは、店の奥から焼いたばかりの

 金毘羅せんべいを3袋ぶん私達にプレゼントしてくれました。


 その頃、向かいの店では息子も

 なにやらプレゼントを貰っている様子。


 「なに、もらったんだ?」

   「ポカリスエット。 あとから飲んでって」



  (骨法すると、みんな喜んでくれるね!)



 息子が次の店に向かう足取りのスピードが違う。

 私も、なんか、ハッピーな気持ちになってきているのがわかる。

 ちょっとだけ、立石先生に近付けたかな?(笑)



 しかし、驚いたのは行く先々での立石骨法の評判。
  
  ★**さんは、20年来の失明が治ったんだって?
  ★ギックリ腰が本当に10秒で治ったらしいなぁ
  ★**のおばあちゃん、直立で歩き出したなぁ。
    腰が90度近く曲がってたのに、、、

 お店のおばちゃん達が口々に言ってます。

 何物なんだ?この先生!

 でも、決して自慢するわけでなし。奢るわけでもなし。




 こんな感じで、金毘羅さんの修行が終わり、

 夜は再び、先生の家へ。


 そこで、教わった「盆踊り」と癒しの関係。

 なるほど!  盆踊りってそういう意味だったのね!












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